韓国の観光地の西大門刑務所歴史館(ソデムンヒョンムソヨクサグァン)

西大門刑務所歴史館  (ソデムンヒョンムソヨクサグァン/서대문형무소역사관)
大韓民国の独立と民主化の実現を目指した、勇ましくも悲しい歴史の現場、西大門刑務所歴史館。
歴史館入口
<歴史館入口>
勇ましくも、悲しい歴史の現場へ
日本統治時代、祖国の独立と民主化を目指して日本帝国主義に抵抗した運動家たちを収監するために建てられた西大門刑務所。当時の朝鮮半島においては最大規模の刑務所として1908年に京城監獄の名称で開所しました。その後、数回の名称変更を経て、1987年に京畿道義王市へ移転により閉鎖されたのち、1988年に国家史跡指定(第324号)、1988年に現在の西大門刑務所歴史館として開館しました。当時の建物が現存・復元されているほか、遺物等が保存・展示されています。2010年11月に展示物の一部交替整備が行われ、展示館内は観覧しやすく配備され、以前まであった悲惨な描写は取り除かれました。

観覧順路
※観覧順路の矢印に従っていくと
 スムーズな観覧ができます。

展示館1階
・情報検索室
・刑務所歴史室
・映像室

展示館2階
・民族抵抗室Ⅰ
・民族抵抗室Ⅱ
・民族抵抗室Ⅲ

展示館地下
・地下拷問室
・影映像体験

中央舎
・看守事務所
・刑務所の衣,食,住
・今月の独立運動家企画展示

獄舎
・12獄舎
・11獄舎
・9,10獄舎

工作舎
・労役映像
・労役展示
ハンセン病舎
追悼碑
死刑場・屍躯門
隔壁場
女性獄舎
炊事場(汽缶室・ミュージアムショップ)
受付の様子
<受付の様子>
展示館1階
チケットを購入し、展示館に入館するとスタッフの誘導に従って観覧をはじめましょう。入口付近に日本語のパンフレットが用意されています。展示室は、壁に書かれた「自由と平和に向かった80年」という韓国語の文字からはじまります。中に進むと、西大門刑務所の成り立ち、朝鮮半島においての刑務所分布状況、運用状況、関連記録物などが展示されています。また、映像室では毎時00分,30分に1908~1987年までの西大門刑務所80年の歴史映像が上映されます。
自由と平和に向かった80年
<自由と平和に向かった80年 >
収監者のゴム靴
<収監者のゴム靴 >
当時の刑務所縮小模型
<当時の刑務所縮小模型 >
展示の様子
<展示の様子 >
展示館2階
ここでは、大韓帝国末期から1919年までの西大門刑務所と関連した独立運動と日本帝国主義の弾圧実状を展示しています。また、独立運動家受刑記録票(メモリアルホール)と、奥の方に進むと、死刑場地下の遺体収拾室の模型が実物大で展示されています。
柳・寛順(ユ・グァンスン)学生
<柳・寛順(ユ・グァンスン)学生 >
刑務所の経緯
<刑務所の経緯 >
死刑場の模型
<死刑場の模型 >
メモリアルホール
メモリアルホールの壁一面には、西大門刑務所に収監された独立運動家たち約5,000名分の受刑記録が貼り詰められていて、床に広がる大きなスクリーンには殉国した人々を追悼する映像が流れています。

メモリアルホールを少し出たところには電子パネルの受刑記録があります。受刑者の名前を検索すると、その人の出生や歴史が表示されるようになっています。こちらは韓国語のみの対応となっています。
メモリアルホール内部
<メモリアルホール内部 >
壁に貼られた受刑記録
<壁に貼られた受刑記録 >
床に広がる追悼パネル
<床に広がる追悼パネル >
電子パネル式受刑記録
<電子パネル式受刑記録 >
展示館地下
順路が少々複雑ですが、展示館の最終順路は地下室です。地下室から屋外に繋がる道へと繋がっています。

地下室では、独立運動家への取り調べの様子が人形で再現されていたり、拷問に使用された器具、拷問による後遺症についての展示、生存した運動家の肉声による証言映像などを観覧することができます。2010年の交替整備によりあまりにも悲惨な描写は減りましたが、少々衝撃的な内容も数点目にすることになります。




中央舎
展示館地下から、屋外に出ると獄舎に使用されていた建物等を観覧することができます。

中央舎と呼ばれる建物には看守事務所と第10・11・12獄舎があります。10獄舎は外部からの観覧のみに限られていますが、11獄舎では実際に監獄の中に入ることもでき、12獄舎では人形による収監者の様子が再現されています。また、墨部屋(モッパン)と呼ばれる独居房では、一切の光も差し込まず、人が1人ぎりぎり横になれるかどうかの狭い空間であったことなどが紹介されています。その他、刑務所での衣・食・住にまつわる展示がされていて、収監者たちの一日の日課や、実際に使用されていた食器、囚人服などを実際に見ることができます。





追慕碑
作品名:民族の魂器
作家:林承梧(2010年制作)

この慰霊碑は、西大門刑務所に収監され殉国した独立運動家たちの魂を称えるために制作されたものです。内部には、現在までに分かっている165名の運動家たちの名前が投影されていますが、今後も持続的に名前が刻まれていく予定です。
死刑場・屍躯門
1923年に建設された死刑場(史跡第324号)の原形が残されています。死刑場は高さ5mの塀に囲まれ、外部とは完全に遮断された造りになっています。2000年代初頭には死刑場後方の窓ガラスに人の影が映るといった騒動が起きるなど、この場所には今なお運動家たちの恨み苦しみが強く残っていると考えられています。死刑場の地下には、死刑執行後の遺体を一時的に隠すスペースがあり、拷問による傷がひどい場合や、死刑執行が外部に知れると社会的影響を及ぼしかねない人物、引き取り手のない遺体を密かに搬出するために造られた、屍躯門というトンネルのようなものが隣接しています。これは本来200mほどの長さだったと言われていますが、現在はそのうちの40mが発掘、復元されています。この二か所は、一般観覧客による写真撮影が禁止されています。
痛哭のポプラ
1923年の死刑場建設の際に植えられたポプラの木。死刑場に連れて行かれる人々が最期にしがみついて泣いたとされるこの木は、同じ時期に植えられた同種の木よりもはるかに小さいことから、人々の恨みがこめられて成長が止まってしまったとされる逸話があります。

隔壁場
高い壁で仕切ることによって収監者同士の対話を防ぎ、監視しやすいように設計された運動用の空間です。1920年代に建てられ、1988年に撤去されたものを2011年に元の場所から20m離れた位置に復元されました。

女性獄舎
歴史館入口にほど近い場所に位置するこの獄舎は、女性運動家を収容するためのもので、地下に独房があったと推定され、韓国のジャンヌ・ダルクと呼ばれる学生独立運動家の柳寛順(ユ・グァンスン)もここで亡くなったと考えられています。女性獄舎は1910年代に建設され、解放以後に撤去されたものを2011年に復元しました。

炊事場 (汽缶室・ミュージアムショップ)
炊事場として使用されていた建物です。内部には当時使われた大きな釜と、2010年復元当時に発掘された汽缶室の一部も同時に展示されています。また、現在この建物ではミュージアムショップとしてさまざまな記念品が販売されています。
ハンセン病舎
この建物は、ハンセン病を抱えた収監者を隔離収容するために1923年に建設されました。男女混同で収容するにはとても小さな空間ではありますが、他の獄舎とは違って暖房用の焚口があることが特徴です。ハンセン病舎は外からのみ観覧することができます。


工作舎
工作舎は、収監者たちが労役した工場建物の原型です。収監者が実際に作った物品の展示や、記録映像の上映が行われています。映像の字幕を韓国語・英語・日本語・中国語から選択することができます。





近代史を間近に感じる空間
地元の人々の憩いの場でもある、西大門独立公園内に位置する西大門刑務所歴史館。一歩踏み込むと内部はうす暗く、外部との温度差を感じることでしょう。韓国国内には多くの博物館がありますが、西大門刑務所歴史館は、原形を留めた展示と、限りなく原形に忠実な復元がされているため、近代史を実際に見て、感じて、勉強したい方にはぜひおすすめしたいスポットです。日本人にとっては少々重たいテーマではありますが、ここでは韓国の人々と同じように闘った日本の著名人の記録に出会うこともできます。日本と韓国の深い繋がりを知る有意義な時間となるでしょう。ただ、韓国の小中高校生の社会見学・歴史教育に使用されることも多いため、ゆっくり観覧したい方は、朝一番か、午後3,4時頃に行かれることをおすすめします。
歴史館への道のり
<歴史館への道のり >
チケット売り場
<チケット売り場 >
歴史館前の売店
<歴史館前の売店 >
西大門刑務所歴史館の詳細情報
店舗名 西大門刑務所歴史館  (ソデムンヒョンムソヨクサグァン/서대문형무소역사관)
観光エリア 新村~梨大
住所 서울특별시 서대문구 통일로 251
ソウル特別市西大門区統一路251
地図を見る
アクセス 地下鉄3号線独立門駅4番出口 徒歩3分
バス 独立門停留所下車
 青色:471,701,702,703,704,720,752
 緑色:7019,7021,7023,7025,7712,7737,11
 赤色:9701,9703,9705,9709,9710,9711,9712
 リムジンバス:6005
下車後、西大門独立公園の中を進むと歴史館入口があります。
電話
02-360-8590~1(+82-2-360-8590~1)
FAX 02-363-9752
ホームページ http://www.sscmc.or.kr/
営業時間 3月~10月:09:30~18:00
11月~2月:09:30~17:00
(閉館30分前まで入館可能)
定休日 毎週月曜日(月曜日が公休日の場合はその翌日)、正月(1月1日)、旧正月、秋夕
言語対応 一部日本語表示あり
入場料 大人(19歳以上)1,500ウォン
青少年(13~18歳)1,000ウォン
子ども(7~12歳)500ウォン
※65歳以上と6歳以下は無料
その他設備 車椅子用トイレ、車椅子・電動車レンタル無料
備考 一部日本語表示あり、日本語パンフレットあり、日本語解説無料(※一週間前に電話予約要)
記事公開日 2012-10-25  最終更新日 2012-10-25
※上記の観光地情報は予告なく変更される場合があります。



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