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~スタッフコラムNo.36~「演劇『オクタッパンコヤンイ』観劇」


 
4年連続演劇部門売り上げNo.1を誇る、韓国の小劇場作品の代表作である『オクタッパンコヤンイ(屋根部屋のネコ)』!観たい観たいと思いながら、ついに観てまいりました。




中東呼吸器症候群(MERS)の影響で、すっかり元気をなくしてしまったソウル・大学路(テハンノ)。やはり、狭い空間に長時間人が集まっている劇場などには大打撃だと聞いていましたが、入場の際には、しっかり消毒ができるブースも用意されていて、とりあえずは安心。MERSよりも、作品の人気のほうが強かった!と感じる、満員御礼の客席。幸い、前から2列目で観劇することができました。






物語は、田舎から上京して、ドラマの脚本家を目指す女性と、身分を隠して建築家を目指す男性のラブストーリー。田舎なまりの女性のセリフが可愛らしく、クールなソウル男性とのやり取りがおもしろい作品。家の賃貸契約がバッティングし、同じ家に引越ししてきてしまうところからお話がはじまります。その家とは、屋上の上にポツンと建てられた「オクタッパン(屋根部屋)」。家賃は安いが、夏はひじょうに暑く、冬は厳しい寒さが難点。オクタッパンのまわりには、2匹の可愛らしいネコが住んでいて、物語の中心を担う役割を果たします。

どんどん人を好きになっていく様子や心の変化、夢を持つことの苦しさ、家族との葛藤、友情、笑いが存分に組み込まれています。観ているだけで大切な家族のことを思い出したり、まず、今すぐ恋したい!と思ってしまう不思議なパワーを持っている作品です。出演する俳優さんはたったの4人なのに、どうやってストーリーが展開されていくのかは、観てのお楽しみ!

公演の時間帯によって、終了後にフォトタイムやサイン会も開催されます。今回、主人公を演じられた、キム・ソンホさんのカッコよさに、勝手に緊張してしまい「一緒に写真撮ってください!」の一言が言えずに、後悔の残る観劇となりましたが、次回は必ず!『オクタッパンコヤンイ』は、また観たい!と思える演劇です。韓国の演劇文化に興味のある方は、ぜひ一度、観てみてくださいね!




★観劇情報★
・作品名:『옥탑방고양이(オクタッパンコヤンイ)』
・劇場:大学路「틴틴홀(ティンティンホール)」
・2010年4月6日より、オープンラン公演中
・満13歳以上観劇可
・公式サイト:http://blog.naver.com/roofhousepat



2015/06/17 17:47:39 入力



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