韓国といえばK-POPとグッズやCD
最近youtubeで韓国のカウントダウンミュージックの番組を見ていたら、1グループだけ心をとらえる魅力的なグループを見つけました。紹介の途中なので秒数にしたらわずかの時間でしたが非常に興味を持ちました。変わっていたのは不協和音から入るという今までになかった音楽手法、そして欧米の専属撮影チームが作るような背景セットと人物を追うカメラワーク、5人編成のガールズグループでありながら、1人1人が交代でリードヴォーカルをとる手法、リズムも体を動かせるほど心地よいビート、摩訶不思議な映像の展開、ラップも取り入れながらも英語も早口でしゃべったり、声質や振り付けも魅力的でそれぞれスター性をもっていて、しかもある意味落ち着きも持ち合わせ、何か他の軽快なポップを歌って踊るグループにはないものを感じたものでした。その後調べたところによると2012年にはイージーK-POPか何かでNo.1に昇りつめ、新人賞を受賞しているようでした。最初のヒット曲はアップテンポのラップミュージックのようでしたが、この2年弱の間で知られているのは2曲でむしろミディアムテンポの落ち着いた曲調のもの、それでいてビート感のある心地よいものです。youtubeにおける同じ動画もここのところ飽きもせずに何回も見てしまうほどです。
このグループを送り出したのは某プロデューサー兼作曲家なる人物で、他にはない我々にも通じる音楽作りというものに興味を持ちました。世界に通じる普遍性を持っていると思っていたら、やはりトルコのテレビ番組にもこのグループは出演していました。ミニアルバムに入っている同じ曲をyoutubeで聴いたところ、この曲は少し後半部分のメロディが変化はしていましたが、こちらの音楽もボーカル・メロディ共に味わい深くとても良かったのです。これまでにK-POPで惹かれた音楽というのはこれが初めてで、(少し前にドラミングの演技を見せてくれた素晴らしいグループもありましたが)自分のことながら最近では珍しいことでもあります。たくさんのグッズやCDではミニアルバムの存在も確認できました。
それにしてもミュージックビデオを見ていると、韓国にはこういうグループが多数存在し、メンバーチェンジもあるものの最低200グループ、実際はそれ以上の300を超えるとも言われています。そして英語で歌い、米国の音楽ランキングにも登場して上位に昇るアーティストも出てきたり、撮影セットも相当なお金をかけていることがうかがえます。韓国がかつての米国におけるモータウンレーベルのように、こちらは国策としてアーティストを世界中へ多数送り込んで1つのブーム作りを行っているのは間違いないようです。
2014/05/26 15:53:38 入力
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