韓国・ソウルのコラムならワウソウルへ

景福宮・昌徳宮の歴史や観光のポイントをご紹介!

 韓国旅行の歴史や観光のポイントとしてまず挙げられるのは景福宮・昌徳宮です。
景福宮は朝鮮時代(1392年~1910年)の正宮として王の政務や生活の場として建てられました。
しかし1592年の壬辰倭乱で全焼し、その後273年間廃墟のようになっていましたが、1867年高宗時代に再建されました。
1895年皇后殺害事件で王が居所を移したため主人がいなくなりました。
1910年には日本が総督府庁舎を建てたため多くの建造物が破損しましたが、正殿や楼閣などは往時のまま残っています。
慶会楼は当時の楼閣で、国の祝事に宴を催すために建てられました。
ここは名園としても名高く、壮大な規模を誇るこの古宮は韓国の代表的な観光ポイントです。
香遠池の上にある美しい慶会楼は内部も見学することができ、朝鮮時代の王の優雅な気分に浸れます。
そこから眺める景福宮の景色は一見の価値があります。



もう一つの古宮は1997年ユネスコ世界文化遺産に登録された昌徳宮です。
昌徳宮は1405年、正宮である景福宮の離宮として太宗によって建てられた宮殿です。
李朝第15代王の光海君以降約270年に渡って李氏朝鮮王朝の政務が取り行われた御所でもあります。
公的な儀式の場である正殿、執務をする便殿、生活の場である寝殿を備えており、多くの建物には丹青という鮮やかな装飾や色彩が施されています。
壬辰倭乱で全焼した後、1615年に再建されました。朝鮮王朝で王が最も長く住んだ宮殿で、王朝時代の生活様式が伺えます。
政務のための効率的な景福宮に対して昌徳宮は自然の中の豊かな生活の場としてふさわしい建物です。
昌徳宮正門である敦化門はソウルの宮殿で現存する最古の門で、1412年に建てられその後破損しましたが1609年に再建されました。

昌徳宮の広大な敷地には13の宮殿があり、敷地の北半分を占める秘苑とも呼ばれる後苑には28の楼閣があります。
豊かな自然を生かした後苑は四季おりおりの美しさで多くの人を魅了し韓国伝統庭園の真髄といわれています。
後苑は王族のみに使われた宮殿の裏庭で70種を超える樹木と池や東屋などの造園施設がよく調和しています。
芙蓉池は夏には蓮の花が美しく咲き誇り、ドラマ「チャングムの誓い」の一場面も撮影されました。
この池に建つ芙蓉亭の張り出した軒で王が釣りを楽しんだといわれています。
他にも一枚岩を削って造られた不老門はここをくぐると歳を取らないという言い伝えがあります。
後苑の見学は敷地内のエリアによって自由観覧が基本の一般観覧エリアと解説者のガイド付き観覧のみ可能な特別観覧エリアに分かれています。
特別観覧は2時間ほどかかり、山道のようなところもあるので体力や時間に合わせて見学するコースを決めたほうが良いでしょう。



2014/11/13 14:18:06 入力



ソウルのコラム
~スタッフコラムno.156~バナナに続いて今度は抹茶がきた!?新チョコパイはこれだ!

~スタッフコラムno.155~ソウルからもっとも近い天然温泉スパリゾート“テルメデン”

~スタッフコラムno.154~親切!丁寧!今までのサムギョプサルを忘れるほどの美味!

~スタッフコラムno.153~外国人旅行者にも人気の“バナナ牛乳”がカフェになって登場!

~スタッフコラムno.152~韓国のフードコートごはんをご紹介♪

ソウルのコラム一覧
主なサービス

予約サービス

会社紹介 | プライバシーポリシー | 利用規約
韓国とソウルの韓国旅行、韓国観光情報ならwowSeoul
Copyright(C) 2004-2024 AISE Inc. All Rights Reserved.