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2014年の夏に韓国で流行ったデザートといえば!?

 韓国は流行の移り変わりが早い国です。
良くも悪くも様々な面に影響するもので、店の変遷等も早い事が特徴的です。
また日常的に目に触れる事も多いものの流行については海外から訪れた人にもその流行が解かり易く、特にソウル等の都市域ではその傾向が顕著と言えます。

例えばデザートについて見ると、2014年夏に韓国で流行っている食べ物をしてこの先も記憶されて行きそうなものの1つが、マンゴーピンスです。
ピンスとはかき氷に近い食べ物ですが日本のように密で食べるというよりは明らかにトッピングに特化したタイプのものであり、その量も豊富で食事に近いほどのものがあります。
マンゴーピンスはその名の通りマンゴーの果肉・蜜をトッピングの中心に据えたものであり、街が氷の白と果肉の黄色のコントラストで溢れかえるほどの人気を博しています。



もともと韓国にあったもので、2003年には一時ブームになった事もありましたが当時はそれほどの流行はしませんでした。
2014年になって新たにブームの火付け役となったのは、台湾から韓国に進出したお店であるとされています。

台湾は韓国にとって近年、海外としては距離が比較的近い事で観光地・旅行地として人気が高まりつつあり、現地のメディアにも取り上げられる機会が増えています。
そこで台湾から韓国に進出する店も増えており、そうした中に台湾にあるマンゴートッピングのかき氷を韓国風にアレンジして提供する店があった訳です。

そこに目を付けた地元韓国のチェーン店が一斉に提供を始めた事で、ブームが一気に加速したとされています。
実は前年の2013年にはオレオをトッピングしたピンスが流行っており、その状況下で店舗数自体が増加していた事もこの傾向に拍車を掛けたものと考えられています。

一方、夏も終わりに近づくと新たなブームも芽生えており、黄粉をトッピングしたピンスの店も増えて来ています。
ただ、マンゴーピンスのブームが終息しない中である事からまだそれほどの爆発的なブームには繋がっていません。
とは言え、既に季節も移り変わろうとしている事からこうしたブームの流れも一気に変化する事は、前述した移り変わりの早い国柄と相まって容易に予想出来ます。
そう考えると、黄粉が注目食材の1つになって来る事は考えられます。
何故なら、マンゴーと比較すれば冬場でも使い易く、食べたくなり易い食材である為です。
そう考えると、冬場の韓国デザート市場を席巻するのは黄粉かもしれません。
またピンスに関するブームは2015年も続くのか、トッピングの流行はマンゴーから大きく切り替わるのかといった点について、動向を注目して見るのも面白いものと言えます。


この店の詳細ページを見る : Mango Ray 北村桂洞店


2014/10/17 17:52:47 入力



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