東大門ファッションタウン徹底攻略! 東大門(トンデムン)へのアクセスは地下鉄1号線、4号線の東大門駅もしくは、2、4、5号線の東大門歴史文化公園駅が最寄り。問屋街やファッションビルはこの2駅のあいだに集中しています。生活用品の衣料を買うなら清渓川沿いを東西に横に長く構えた平和市場や新平和市場へ、若者向けのファッションが欲しいのならミリオレ、ドゥータなどのファッションビルがよいでしょう。狭い店舗のなかにたくさんの衣料品が並んでおり、店のスタッフと話しながらショッピングが楽しめます。このエリアには公認両替所も数多くあるので必要に応じて利用してみましょう。ショッピングに疲れたら、チムジルバンでサウナやアカスリ体験をするのもおすすめです。
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卸売と小売の2タイプ、ファッションタウンは夜がピーク! ・清渓川の橋を境に小売と卸売に分かれる東大門ファッションタウンは昔ながらの市場とファッションビルの2タイプに分かれており、さらにそのなかでバイヤーを対象とする問屋街、一般客向けの小売店に分かれているのが特徴です。東大門駅方面からファッションビル街を見た場合、清渓川にかかる橋を境に左手(西側)が主に小売街、右手(東側)が主に問屋街です。卸売専門ファッションビルでも小売を行っているところがあります。欲しいものがあれば、交渉してみましょう。 ・夜がピークのファッションタウン 日中の仕事を終えたバイヤーたちが夜に買い付けに来ることから、市場は夜に活気をみせます。とくに問屋街は夜8時ごろから開店し、日が変わるころがピーク。ファッションビルのあたりも夕方以降がにぎわいます。眠らない街、東大門の雰囲気を十分に感じたいのなら夜に訪れるのがベストです。 【観光客の買い物に最適な小売系ファッションビル】
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【卸売系ファッションビル】
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ファッションビルを攻略 ファッションビルのなかでもドゥータ(doota!)は初心者におすすめです。デパートのようなきれいな配置で見やすく、商品に値札が付いています。したがって基本的に値切ることはできませんが、試着も可能なので安心。多少の高級感のあるドゥータ(doota!)とは異なり、ミリオレ東大門、ハロー!apMはカジュアル系ファッションが揃います。価格もドゥータ(doota!)よりも比較的安い傾向にあり、まとめ買いがおすすめです。
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ファッションビル攻略のPOINT!
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POINT1:ファッションビルでは現金払いがお得! ファッションビルではカードも使用可能の店もありますが、基本的には現金払いがお得。ビルの下には両替所があるのでウォン現金を十分に用意しておきましょう。交渉次第では多少の値引きをしてもらえる可能性があるので、現金を払う姿勢をみせるとよいでしょう。ただし、過度な値引きは禁物。また、同じ商品なのに店によって値段が異なることも。その点は見極めも重要です。
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POINT2:休業日と終電には注意! どんなに気合を入れて買い物に出かけても、定休日だった、なんてことも。そうならないためにもお目当てのファッションビルは休みの日も要チェック。ミリオレは月曜日、ハローエーピーエムは火曜日が休業、ドゥータは日曜深夜と月曜の日中に営業を行っていないので注意しましょう。そして終電には注意!終電後はタクシーがつかまりにくくなります。
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東大門市場周辺のグルメ攻略法 ・ひとりでも心配ご無用!フードコート韓国旅行では、ひとりでの食事を心配する方も多いですが、安心なのはフードコートでの食事。なかでもdoota!(ドゥータ)の7階にあるフードギャラリーは、各分野で10年以上の伝統をもつ飲食店のみが入店。韓国料理だけでなく様々な国の料理が味わえます。 ・小腹が空いたときには屋台で ファッションビルの前には、小腹が空いたときに簡単に軽食が楽しめる露店が出ています。少しだけ食べたいという方に最適です。ビルの合間でも韓国らしい雰囲気が感じられます。 ・24時間営業の飲食店も多数 ファッションビル周辺には飲食店街が集まっています。「眠らない街」であるだけに、24時間営業のお店も多数。サムギョプサルなどの焼肉系をはじめ、多様なお店があります。
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そのほか美味しいお店もたくさん! ・タッカンマリ横丁・焼魚通り東大門から鍾路5街駅方面へと歩いていく途中、路地に入ると焼魚の香りに誘われます。サバやサワラを焼く店が並び、情緒ある雰囲気を醸し出しています。そのすぐ先には鶏を豪快にまるごと一匹、鍋に入れて水炊きにしたタッカンマリのお店が集まる横丁が有名。タデギと呼ばれる調味料で辛さを調節できるので、辛いものが苦手な方でも安心!このあたりは観光客だけでなく、地元の人も多いので横丁の雰囲気を十分に楽しめます。 |
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さらに進むとコプチャン(豚のホルモン)のお店、鍾路5街駅を過ぎると広蔵市場へと続きます。さらに地下鉄1号線東大門駅の南側には豚の背骨とジャガイモを煮込んだカムジャタンのお店が多く、中部市場の近くの五壮洞(オジャンドン)には冷麺店が集まるなど、グルメを存分に楽しめます。
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東大門と城郭 東大門市場の由来である「興仁之門(フンインジムン)、通称・東大門」は1396年に完成し、宝物1号に指定されています。朝鮮時代初期にソウルの周囲に城郭が作られ、現在でも興仁之門の北側を見ると斜面に城郭が続いていることがわかります。そのまま城郭を沿うようにして歩いていくと、ソウルの夜景が一望できる酪山公園へと続きます。反対に南側には城郭が見えませんが、東大門歴史文化公園内に復元されています。
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