身体によい韓国の伝統茶をご紹介します!
韓国の伝統茶とは、古くから朝鮮半島で親しまれてきたお茶のことですが、茶葉を使用していないものも多く、いろいろな種類のものがあります。韓国ドラマにもよく登場するのでお馴染みのものもいくつかあることでしょう。韓国料理店や韓国の食材を取り扱っているお店などでも目にすることが多く、色や見た目もきれいでワクワクするようなものがたくさんあります。砂糖やハチミツを入れるものが多いので、スイーツのような感覚でおいしくいただけるものも多いのが魅力です。
また、ありのままの素材を煎じて飲むことも多く、身体によいお茶としても親しまれています。お茶の材料となるものも様々で、日本でも簡単に手に入るものもあれば、韓国ならではのものもあり、奥の深さを感じられます。韓国の伝統茶の歴史や文化や作法について学んだり、茶器についてこだわってみたりと、新しく始める趣味としても最適かもしれません。
種類や方法についてですが、緑茶のような茶葉を使ったものや、果物や穀物を使用したもの、木の実や種を使用したものなど、材料や使用方法は様々です。
果物を使用したもので有名なのが五味子(オミジャ)茶です。
飲み方は、乾燥させた五味子にお湯を注いで、砂糖やハチミツなどで甘味をつけるのが一般的です。色も鮮やかでとてもきれいなので目でも楽しむことができます。ビタミンCが含まれているため、美容にも良いですし、肝臓の解毒作用、咳や喘息などにも良いとされています。
そして、日本人にもお馴染みなのが、柚子茶です。柚子の果実と皮を刻み、砂糖やハチミツと一緒に漬け込みます。数日漬けたものを取り出しお湯を注ぎます。松の実を浮かべることもあります。酸味と甘みの絶妙なハーモニーでとてもおいしく飲むことができます。冬はホットで、夏はアイスで飲むのもおすすめです。ビタミンCが豊富ですので風邪の予防や美肌にも効果があります。
そのほかにも、なつめ茶や梅の実茶など、日本人にも馴染みがあり、飲みやすくておいしいものがたくさんあります。果物を使った伝統茶は、砂糖やハチミツを入れて飲むという特徴があります。果物のビタミンやミネラルを甘味とともにおいしく摂取できるのでとても魅力的です。
さらに、穀物を使ったハトムギ茶や麦茶、茶葉を使った緑茶など日本では定番のものもあるのです。ハトムギ茶は疲労回復に効果があり、麦茶は腸内環境をよくする効果があります。緑茶はカテキンやビタミンやカフェインが含まれているので美容や健康にも良く、目覚まし効果や頭をすっきりさせる効果も期待できます。
身体によいというイメージが強い高麗人参や生姜などを使ったものもあります。韓国の伝統茶の飲み方や効能を知り、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
2015/06/18 11:54:10 入力
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