出前料理は韓国のお花見につきもの
桜の季節になると日本同様、韓国でもお花見を楽しむ風習があります。
日本で呼ばれているお花見は、韓国では「桜祭り」といわれています。
桜が見られるこの時期は、期間限定のお祭りが開催されるからです。
それぞれの場所の開花時期によって「桜祭り」の期間は異なりますが、通常、4月になると全国各地でこのお花見を楽しむ人々で賑わっています。
韓国のお花見は、日本のお花見と比較すると少人数で楽しむという傾向が見られます。
日本では会社の同僚をはじめとし、大人数で盛り上がる機会の多いお花見ですが、韓国ではカップルでゆっくり散歩をしながら桜を見るスタイル、あるいは「桜祭り」のイベントに参加することが主流のようです。
韓国のお花見である「桜祭り」では、飲食店の出店もありますが出前の文化が発達していることから、お花見の席でも出前を利用する人が多いです。
出前文化がもはや生活の一部となっている国では、そのメニューも豊富。
ピザやフライドチキンはもちろんのこと、冷麺やボサムなどのお国柄ならではのものもあります。
日本ではあまり見かけることのない、鍋料理や豚足、おかゆサラダなどの軽食、お酒のおつまみまで、配達が可能な範囲であれば、公園や海など外出先でもケータリングを利用することが出来ます。
たくさんの料理を揃えてお花見をするのはこの季節の楽しみの一つですよね。
韓国では深夜まで残業をする人が多く、また夜遅くまで勉強をおこなう学生が増えています。
このような韓国の社会背景が大きく関係して夜食が定着して、出前文化が発達しているようです。
驚くべきことに、ファーストフードのマクドナルドも24時間出前をおこなっているようです。
出前は24時間営業が基本といわれており、電話1本で温かい食事を届けてくれるので人気があります。
一度は韓国で利用してみたいものですね。
2015/03/30 18:45:48 入力
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