桜や花の名所である汝矣島についてご紹介します。
春の韓国旅行の際に、ぜひおすすめしたい観光スポットが、ソウルの桜や花の名所である「汝矣島(ヨイド)」です。
汝矣島の桜並木は、ソウルでもっとも有名であり、アクセスも非常に便利なことから、気軽にお花見に出かけることができます。一番の見頃は、4月初旬から中旬ごろであり、国会議事堂の裏手にある1.7kmに渡る並木道に、約1400本もの桜が一斉に咲き乱れる姿は圧巻であり、一見の価値があります。
汝矣島へのアクセスは、ソウル都市鉄道9号線「国会議事堂駅」1番出口から徒歩約5分・ソウル都市鉄道5号線「ヨイナル駅」1番出口から徒歩約15分・ソウル都市鉄道5号線「汝矣島駅」2番出口から徒歩約20分となっています。
汝矣島は、韓国の首都ソウルを東西に横切るように流れる漢江(ハンガン)の中州に位置しています。普段であれば、ビジネス、政治の中心地として有名な場所なのですが、春になると桜をはじめ、ツツジやレンギョウなど何種類にも及ぶ、約88,000本の花々が咲き誇るソウルでもっとも有名なお花見スポットとなります。
毎年4月上旬には「永登浦(ヨンドゥンポ)」汝矣島 春の花祭り」が開催されていて、韓国全土からたくさんの見物客が、この花祭りに足を運びます。特設舞台での公演や、路上パフォーマンス、各種展示なども楽しむことができます。
このお祭りは都心で楽しめる桜祭りとして、2005年から開催されるようになりました。
例年約5日間の期間中に600万人以上の花見客が訪れる、韓国を代表する春の花祭りです。汝矣島西路に設置された特設舞台にて、お祭り初日の夕方に、開幕式が執り行われます。開幕宣言とともに花火ショーや音楽公演などが催され、桜祭りのスタートを華やかに彩ります。
日本のお花見といえば、お弁当やお酒を携えて、桜を愛でながら宴会を催し楽しむというスタイルが一般的ですが、韓国では公園などを散策しながら、桜を愛でるスタイルが一般的となります。桜でピンクに染まった光景の中を、散策する人たちで賑わいます。日本と同様に、夜には桜がライトアップされて、昼間とはまた違った幻想的な世界を楽しむことができます。
汝矣島は、遊覧船の発着場があることでも有名です。
春の韓国旅行では、風さわやかな遊覧船のデッキから、のんびりと桜を眺めるというのもおすすめします。
また、桜並木とは反対側になるのですが、「63ビルディング」の高層展望台もおすすめします。雄大な漢江(ハンガン)と、春色に染まる大都市ソウルの風景を満喫することができます。
韓国のお花見は散策となりますので、歩きやすい靴で出かけるようにしましょう。
2015/03/26 10:47:49 入力
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