韓国伝統茶をソウルで体験できるスポットをご紹介!
韓国伝統茶には様々なものがあります。
どんなものがあるかというと、日本でよく知られているのは大粒のとうもろこしを焙煎したコーン茶や、柚子の皮と砂糖、はちみつを煮込んだジャム状のものにお湯を足して飲む柚子茶がよく知られています。
これらのように韓国伝統茶にはお茶の葉を使用せず、普段口にする他の食品を加工して作られてものが沢山あります。
それは、朝鮮半島はもともと茶葉を栽培するのに適した土地ではないからです。
茶葉に適しているのは雨に恵まれ、夏はそこまで気温が上がらず冬は寒くならない土地です。
そのような土地が韓国には少なく、一部でしか栽培されていません。
ですから、他の食品を利用してお茶にしたものが昔から飲まれていました。
変わったものでは、オミジャ茶というものがあります。
朝鮮五味子の実を煎じてつくられたもので、飲む人によって味が異なるのが特徴です。
美容にもよく、簡単に飲めるように韓国ではスティックタイプのものが販売されています。
韓国伝統茶をソウルで体験できるスポットといえば、仁寺洞です。
仁寺洞は、韓国の伝統工芸品や伝統茶屋が多く集まる場所で、昔ながらの韓国を感じることができる街です。
沢山のお店があるので韓国伝統茶の茶器などを販売しているお店もみつけることができます。
お茶屋さんも沢山ありますが、そんな中でも人気なのは耕仁美術館に併設されている伝統茶院というお店です。
オミジャ茶や柚子茶をはじめとする15種類の韓国伝統茶を飲むことができ、お茶を注文すると韓国の伝統菓子である油菓がついてきます。
油菓は宮廷菓子として食べられていたもので、餅粉を利用して作られています。
オンドル部屋でゆっくりとお茶を飲み、昔ながらの韓国を体験できるお店となっています。
さらに、ソウル伝統文化体験館でも韓国伝統茶を楽しむことができます。
ここではマッコリやキムチ作りなど、韓国の色々な伝統文化を体験できるコースが用意されていて、その中の1つに韓国伝統茶を試飲できるコースもあるのです。個々で飲むことができるお茶は厳選された緑茶で、韓国茶の作法で入れてもらうことが出来ます。
趣きのある韓屋で、美味しい茶菓子と一緒に飲むことができます。
日本語ができるスタッフもいるので初心者でも安心です。
このコースには韓服体験や写真撮影が含まれているので、家族やカップルで楽しい時間を過ごすことができます。また日本とは違った伝統の礼儀作法なども習うことができるので、伝統茶と共に異文化も学べそうですね。
2015/03/12 14:38:07 入力
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