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~スタッフコラムNo.20~「韓国の二代名節のひとつ「旧正月」のお話」

 年末から年明けにかけて、クリスマス・新年ムードに包まれていた韓国。年が明けてからずいぶん経つのに街中の飾り物はそのまま、まだ片付けられずにいました。その理由は、韓国には「旧正月」という大きな名節が残っていたためでした。
12月31日にはカウントダウンを行いますが、一般の会社や商店は休みではなく通常通り稼動。1月1日のみが休みで、2日からはまた業務が始まります。韓国におけるお正月の概念はすべて「旧正月」をメインに考えられているためです。ワウソウルスタッフコラム、第20回目の本日は「韓国のお正月(ソルラル)」についてのお話です。





旧暦にしたがって毎年「お正月」の日付が異なるので、カレンダーでチェックをしては「今年は○○連休だ!」と一喜一憂するのも特徴のひとつ。“民族大移動”と呼ばれる故郷への帰省ラッシュが集中する時期でもあるので、鉄道や飛行機を利用する人々は1年前からその予約を行うこともあるといいます。最近は、地方にある実家に出向くというより、地方から都心へ家族を招くことも増えたそうで、ガランとしていたソウル市内にもほどほど活気が溢れているというのがここ数年の変化でもあります。

ただし、“国民の休日”であることを感じさせられるものは、有名観光地の一部地域を除く、ほとんどすべてのお店がおやすみであるということ。韓国国民の強い味方である「出前」もこの日ばかりは行わないお店も多く、これらに備えて、あらかじめ食糧を調達しておく必要があります。もちろん、コンビニは開いていますし、大型マートも時間を短縮して営業していますが、人々が殺到するため品薄になってしまうことがあります。

韓国の人々は、家族との時間を過ごしたり、または海外旅行へ出掛けたりと、日本の年末年始と変わらぬ休暇を楽しみますが、外国人留学生たちにとっては、退屈で辛い数日間となります。この時期に韓国旅行が被ってしまうと、通常の半分ほどしか楽しめなくなってしまいますが、韓国の名節を感じてみるという意味では、韓服(ハンボク)を着て歩く人々の姿が見れたり、街の中心ではお正月イベントが開かれていたりと、また違った一面を体験することができるでしょう。


そんな「お正月」が明けた韓国の街。本当の意味で新しい一年のはじまりです。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします!
새해 복 많이 받으세요!(あけましておめでとうございます!)

それでは今日もいちにち、楽しい旅をお過ごしください!



2015/02/24 12:37:54 入力



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