～スタッフコラムNo.16～「ディープな韓国旅行のすすめ」
韓国旅行にいらっしゃる方の目的はさまざま。韓流にどっぷりはまる旅、ショッピングの旅、そしてなによりも“グルメの旅”にいらっしゃる方が多いのではないでしょうか？
ワウソウルスタッフコラム第16回目の本日は、現地人がおすすめする「ディープな韓国旅行」と題しまして、こだわりのソウル旅へとご案内しようと思います。
ソウルの有名観光地を訪れると、日本語で書かれた看板やメニューが街を飾り、韓国語がわからなくても安心してお店に入れるというメリットがあるのとは裏腹に、場所によっては「外国人価格」と表現されるような、あまりお得ではないお店があるのも事実です。「韓国って、食事代も安いって聞いていたのにそうでもないな・・・」と感じたことがある方も多いかもしれません。
たしかに、周りを見渡してみると外国人のお客さんばかり。韓国人のお客さんの姿が見当たらないなぁと感じたお店は、それ自体が物語っているように思います。
私の友人が韓国旅行に来たいと言った場合、まずなにがしたいか、なにを食べたいかを尋ねます。
食べ物の場合はやはり“お肉”と答えられることが多いように思います。それならおまかせを。
韓国の土壌肉である“韓牛（ハヌ）”が食べたい場合には、私は迷わず「馬場洞（マジャンドン）畜産市場」へ案内します。市場のなか全体には、新鮮な韓牛が並べられ、品定め、値段交渉を経て、隣接する食堂ですぐに焼いて食べることができるのです。市中の焼き肉店で食べるよりも美味しいお肉が、半額ぐらいの値段で楽しめるので、本当にお得なのです。残念ながら今、日本では生肉食が禁止されていますが、韓国では食べることができるので、ユッケやレバーなどもここで楽しむとよいでしょう。これらの場合は、サービスで付けてもらえることもあります。
また、お酒を飲みたい！という場合には、思い切って飲み放題のお店へ案内することも。
韓国でお酒を飲めるのは、一般の食堂のほかに「ポジャンマチャ（屋台）」や「スルチプ（呑み屋さん）」、「イジャカヤ（居酒屋※日本式なようです）」「バー」などがありますが、最近は「マッコリ」の専門店もぽつぽつできていて、なかでも私のおすすめ店があります。それは、ソウル市内でチェーン展開をする「느린마을 양조장（ヌリンマウルヤンジョジャン）」というお店。
ここでは2時間30分の間、ひとり1万ウォンで多様な種類のマッコリと韓国の伝統酒を飲み放題で楽しむことができます。マッコリが好きな方、今日はとことん飲みたい！という方には、自信を持っておすすめできるお店です。
お腹いっぱいお肉を食べて、とことん飲んだら、波にのって「韓食（ハンシク）ビュッフェ」もいかがでしょうか？あれこれと食べたいものは多いけど、一度に食べられるお店なんてあるの？という願いをすんなり叶えてくれるお店が「풀잎채（プリプチェ）」。2015年1月現在、ソウルでは清涼里（チョンリャンリ）・永登浦（ヨンドゥンポ）・長安洞（チャンアンドン）に3店舗を持つ全国チェーン店です。注文を受けてから作ってくれる石釜のピビンパや冷麺に加え、韓国料理のすべてが揃うお店です。
これが、私がコーディネートするソウルのおすすめグルメ旅です。普段からソウルの美味しいお店を取材する職業柄、プライベートで入ったお店でも詳しくリサーチをする癖がついてしまいました。もちろん、その分「失敗したな」と感じるお店もちらほら。せっかく韓国を訪れてくださる方には、充分に楽しい旅行を体験していただきたいので、日々、アンテナを張り巡らせています。
それでは今日もいちにち、楽しい旅をお過ごしください！
2015/01/28 17:47:42 入力
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