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韓国通貨の歴史は奥深いということを知っていますか?

 韓国の通貨と言えば皆も知っているとおり”ウォン”です。韓国では国外への通貨の持ち出しを制限しています。それは、通貨保護のためだそうです。しかし、日本と韓国での共同開催となった2002年のワールドカップを機会に規制緩和されました。そのことによって、韓国系の銀行でしか行われなかった両替が日本国内の郵便局、一部の銀行でできるようになりました。顧客にとっては、とても助かるはずです。

その”ウォン”にも歴史があるみたいです。知らない人の方が多いと思います。旧ウォン、ファン、そして新ウォンになりました。どこも変わってないだろうと思うはずです。ここから少しだけ、簡単に説明していきます。

旧ウォンは、第二次世界大戦後1945年朝鮮銀行が解体しました。朝鮮半島の資産は米ソ軍政府に接収された後、南と北の銀行に引き渡されました。米国政府に接収された南の朝鮮銀行は1950年に韓国銀行が設立されるまでの間の初めて発行されたウォンです。1953年、新通貨ファンの登場で旧ウォンの役割を終えました。それまでは紙幣のみだったのが、1959年からは硬貨も発行されるようになりました。そして1961年に起こったクーデターによって国家再建最高会議というものが誕生しました。これは経済再建と経済開発を優先したものです。翌年に、通貨改革をして新しい大韓民国ウォンが誕生しました。
分かりにくいかと思いますが、今の韓国通貨に至るまでにさまざまな出来事があったんだということが知ることができます。



また、紙幣のデザインも進化をとげてきました。2006年から2007年にかけ偽造防止のため新技術や紙幣の縮小化などを盛り込んできました。日本でも、さまざまな技術を駆使して偽造防止につとめています。昔の紙幣は似たような人物ばかりでしたが新しい紙幣には現代風に人物を印刷されています。文字や絵もはっきりとみえ高齢者には見やすくなったと思います。

やはり、こういった新しい技術を入れても偽造はあるはずです。どうにかして本物と同じようにと作ろうとします。日本でもテレビで放送されていました。その度に、紙幣を作る人達は日々研究するのだと思います。出来上がったものを常に改善していく、根気がいる仕事だと思います。その一つ一つの積み重ねた結果によって偽造防止に繋がる紙幣ができるのだと思います。韓国紙幣も時が経つごとに変化をとげてきて、改良した結果が今にあります。

通貨には奥深い歴史があることにも気づかされ、また今日までの改良してきたことなどと知ることがたくさんありました。これからも最新の技術を使ってより良いものを作っていってもらいたいです。



2014/12/19 14:47:47 入力



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